新築外構費用の相場
香川県での一般的な分譲地(60坪平均)での平均外構工事金額は150万円前後とされています。150万前後の外構工事の内訳として大まかではありますが内容をご紹介します。
・駐車場2台分のコンクリート&カーポート(標準タイプ)
・アプローチ(コンクリート平板など)
・ベーシックな門柱or門壁(ポスト、表札)
・一部の境界ブロックフェンス(コンクリート基礎は除く)
※使う材料やボリューム、デザインなどで金額は変わってきます。また、敷地が広くなるほど外構にかかる費用は上がっていきます。
材料によるメリット&デメリット
コンクリート
駐車場スペースをはじめ、テラス下など外構では一番使われる材料です。
【メリット】
・耐久性があるので何十年と使用できる。
・まっすぐにできるので歩きやすく、使いやすい。また掃除がしやすい。
・コンクリートが割れない限り、完全に雑草を防げる。
・コンクリートの勾配をつけて雨水を流すことができる。
【デメリット】
・費用がほかの材料に比べ高い。
・汚れが目立ちやすい。(車のタイヤ痕など)
・夏場の日差しの照り返しがある。
![](https://creagarden.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/mame-zai1.jpg)
砂利
家の外周に使われることが多い材料です。石の種類や大きさなどバリエーションがあります。
【メリット】
・コンクリートに比べて費用が安い。
・踏むと音が鳴るので防犯になる。
・防草シートと組み合わせることで、手軽に防草対策ができる。
・汚れが目立ちにくい。
・プランターや鉢を置くのに適している。(水やりをしても水がそのまま砂利の下にながれるので鉢下が汚れない)
【デメリット】
・コンクリートに比べて掃除がしにくい。
・少し歩きづらい。
・使う場所によっては、砂利が敷地外に飛び出ることがある。
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天然芝
一般的にお庭のグランドカバーとして使われることが多い材料です。
【メリット】
・リーズナブルな価格で手軽に地面を柔らかい緑で覆うことができる。
・踏まれ強いので運動スペースに適している。
・天然素材ならではの心地よさがある。
【デメリット】
・敷いてから根付き見た目がなじむまで時間がかかる。
・冬は地上部が枯れて茶色になる。
・雑草が生えるので抜く手間がかかる。
・定期的な芝刈り、枯葉の撤去などのメンテナンスが必要。
・夏場は頻繁に水やりが必要。
・靴の裏に芝の葉っぱが付くので車や玄関などが汚れる。
・天然素材なので枯れてしまうこともある。
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人工芝
ここ近年、需要が高まっている注目の材料です。
【メリット】
・天然芝と違い、施工したらすぐ見た目がきれい。
・メンテナンスが不要。
・一年中青々とした状態を楽しめる。
・防草シートを併用し施工するので、雑草が生えない。
・日当たりに関係なく緑が楽しめる。
【デメリット】
・天然芝に比べるとコストが高い。
・見た目は天然芝に比べるとやや見劣りする。
・あくまでも消耗品なので一生ものではない。
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土間コンクリートの仕上げの違い
金ゴテ仕上げ(かなゴテ仕上げ)
土間コンクリートの仕上げの方法として最もポピュラーな方法です。
名前の通り、金ゴテを使用して表面をツルツルに仕上げます。
表面の摩擦がないので掃除がしやすい反面、タイヤ痕が付きやすい、滑りやすいといったのデメリットもあります。
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ハケ引き仕上げ
箒ですったような模様をつける仕上げ方法です。タイヤ痕が付きにくく、滑りにくいといったメリットがあります。表面がざらざらしているため、金ゴテ仕上げに比べると掃除はしにくいといったデメリットはあります。
![](https://creagarden.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/2021013-7.jpg)
洗い出し仕上げ
土間コンクリート打設の際、表面が完全に硬化してしまう前に表面のセメントのノロを洗い流し、コンクリートの骨材(石)等を浮きだたせます。色と表情が大きく変わるので場所によってはオススメです。
![](https://creagarden.co.jp/wp-content/uploads/2021/10/araidashi.jpg)
カーポートについて
カーポートがあるとこんなに便利です。
・雨に濡れずに車の出入りができる。
・雨が掛かりにくいことで、車が汚れにくくなる。
・夏場の車内の暑さを防ぐことができる。
・冬場は霜が降りにくい。
・ポリカ屋根は紫外線を99%カット出来るので、夏場ビニールプールで遊びやすい。
カーポートを選ぶポイント
カーポートには必ず柱が建つようになるので、敷地の形、見た目、使い勝手、動線に配慮して適正タイプのカーポートを選ぶことが大事です。
また、1台用か2台用かでタイプは分かれてきます。
土地による外構費用の違い
高低差のある土地
敷地内に土地の高低差が必要な場合、土留めや階段などの構造物を作る必要があるため、費用が高くなります。例えば、道路と建物に高低差があったとしても勾配(スロープなど)で対応すれば費用は抑えられます。
土地が広いほど外構費用がかかる
境界工事をする場合、土地が広いほど距離が長くなるので材料がたくさん必要になるため費用は高くなります。また、土の部分が多いほど、雑草に悩まされることになるため、防草対策のための費用がかかります。
外構工事は工期を複数回に分けられる
家と違って、お庭はプラン次第で工期を分けることが出来るので希望と予算が合わなくても段階を踏んで希望のお庭を作ることが可能です。